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Unix環境の利用

1. はじめに

 本節ではRaspbianを複数のユーザが使用できるように,アカウントを追加する手順を示します.以下はユーザーpiでログイン後に行って下さい.

2. アカウント追加手順

(1) ユーザ追加

各自のユーザーの追加を行います.例ではhogeというユーザを追加します.

sudo adduser hoge

(2) sudoグループを追加

デフォルトでsudoグループが管理者グループになっているので,sudoグループを追加します.

sudo gpasswd -a hoge sudo

(3) rootのパスワード設定

管理者ユーザーであるrootのパスワードを追加します.

sudo passwd root

(4) 各自ユーザーをsshで接続

作成した各自ユーザーをsshで接続します.sshの使い方は上記と同様です.

5. Unixシェル演習

大島先生
小川先生

6. テキストエディタemacs

Unixでは,vi,vim等も使えますが,今回はemacsを使います.

インストールは,

sudo apt-get update
sudo apt-get install emacs

で,行えます.比較的長いので,気長に待ちましょう.

起動

emacs を起動するには,コマンドemacs を実行する.
emacs ファイル名
とすれば,指定したファイル名のファイルの編集が始まる.
例えば,

emacs .cshrc

と実行すれば,.cshrc の編集が始まる.
ファイルのオープン及び挿入
ファイルを開くには,

ctrl-x ctrl-f

を入力する.このとき,ミニバッファにファイル名の入力を行う.
また,

ctrl-x i

を入力しファイル名を与えれば,ファイルの内容の挿入となる.

ファイルの保存及び終了
ファイルを上書き保存するには,

ctrl-x ctrl-s

を入力する.
ファイル名を指定して保存するには,

ctrl-x ctrl-w

を入力する.このとき,ミニバッファでファイル名を入力する.
また,終了するには,

ctrl-x ctrl-c

を入力する.内容が変更されていた場合,ウィンドウ下部のミニバッファに,

Save file ファイル名? (y, n, !, ., q, C-r or C-h)

と表示され,変更内容を保存するにはy,保存しない場合はn を入力すればよい.
削除及びカーソル移動
以下のキー操作で,一文字削除及び一行削除が行える.

ctrl-d 一文字削除
ctrl-k 一行削除

以下のキー操作で,カーソル移動が行える.

M-< 先頭
M-> 末尾
ctrl-p 上
ctrl-n 下
ctrl-f 前
ctrl-b 後

置換

置換を行いたい場合は,

M-%

を入力する.ミニバッファに,

Query replace:

と表示されるので,置換前のワードを入力する.
そして,

Query replace test with:

と表示されるので,置換後のワードを入力する.
そして,

Query replacing free with test:

と表示されるので,置換する場合はy,しない場合はn を入力する.
また,一括して置換する場合は!,終了する場合はq を入力する.

検索

検索を行いたい場合は,

ctrl-s

を入力する.ミニバッファに,

I-search:

と表示されるので,検索したいワードを入力する.
インクリメンタルサーチであるため,文字を入力するごとに一致する文字列へカーソル
を移動する.次の候補に移動するにはctrl-s と入力する.また,前の候補に移動するに
はctrl-r とする.
検索を終了し,その位置にカーソルが移動するにはEnter を押す.また,del で検索を
キャンセルし,カーソルを元の位置に戻すことができる.

コピー&ペースト

emacs では選択領域(リージョン)を設定するためにポイントとマークを利用する.

ctrl-SPACE

でカーソル位置がマークになる.ポイントは現在カーソルがある位置になる(カーソルを
移動させるだけで変化する).マークからポイントまでの領域がリージョンになり,この
状態でリージョンの一括操作を行う.
コピー&ペーストをしたい場合は,リージョンを設定した後に

ctrl-w

で削除後コピーとなり,

M-w

ではコピーのみとなる.そして,カーソルを移動させて

ctrl-y

を入力すれば,コピーした内容が挿入される.

その他

以下は,その他の主要なキー操作である.

ctrl-l 再描画
ctrl- 処理を戻す
ctrl-g キャンセル

バッファの操作

ctrl-x 2 ウインドウの横分割
ctrl-x 3 ウインドウの縦分割
ctrl-x 1 ウインドウの全分割解除
ctrl-x 0 ウインドウの部分分割解除
ctrl-x o ウインドウの切り替え
ctrl-x k バッファの削除
ctrl-x b バッファの移動

7. VNCサーバ(tightVNC)の設定

Raspberry PiにVNCサーバを入れてリモートデスクトップ出来るようにしたいと思います.リモートでの接続は基本的にはコマンドライン経由の接続がおススメですが,VNCが入っていると便利なことがしばしばありますので,入れておきたいと思います.

VNCサーバのインストールは,

sudo apt-get update
sudo apt-get install tightvncserver

で,行えます.比較的長いので,気長に待ちましょう.

WindowsのビューワはRealVNC Viewerが便利です.

http://www.realvnc.com/

各自ユーザーでVNCサーバを以下のコマンドで起動して下さい.

vncserver

サーバ起動時に:1や:2の様なディスプレイ番号が得られます。

New 'X' desktop is raspberrypi0:1

Starting applications specified in /home/fuyu/.vnc/xstartup
Log file is /home/fuyu/.vnc/raspberrypi0:1.log

RealVNC Viewerをダウンロードしてもらって,Raspberry PiのIPアドレス+ディスプレイ番号(ex. :1)を与えて起動します.

当初は英語のロケールで,VNCが起動します.

言語設定を日本語にします.Menu > Prefereces > Raspberry Pi Configuration をクリックします.表示されたウインドウのLocalisationタブの"Set Locale..."をクリックし,LanguageとCountryを設定します.

ついでに,TimezoneとKeyboardも設定します.Timezoneは時差を設定するものです.KeyboardはJapanese(OADG109A)を選択します.

日本語を入力するには以下のようにします.

sudo apt-get update
sudo apt-get install uim uim-mozc

一度、ログアウトし、再ログインしなおすと利用可能になります。

Shift+Spaceで日本語の入力ができます.